小さい頃の私
作詞:落合可奈子
作曲:落合厚志
あたしは強いから
誰にも頼らない
小さい頃の私が言う
心を殺して
ただ早く時間が
終わるように祈った
誰にも心許せず
自分の中だけで涙を流し
あたしが悪い子だからと
自分を責めた
それがあの頃の
あの頃の自分を
守る為の術だった
私は昔よく
捨てられた子猫を
見つけては抱き上げた
まるで自分を見ているように
悲しげに見つめてくる
互いの温もり感じ
震える心を抱きしめた
小さな子猫にだけ
心許せるように
私は泣いていた
潤んだ子猫の瞳を見つめて
一人は嫌だよと叫んでた
あたしは此処には
もういたくないの
自分を守る為
自分に問いかける
あなたは間違ってないと
私の背中を押してくれた
あの日の子猫が今も
私の心を見つめてる
あたしは強いから
誰にも頼らない
小さい頃の私が言う